日記=行動記録で自分の未来を作っていきたい人へ。『日記の魔力』

日記の魔力
ソファの上からこんにちは。そふぁね(@sofa_ne)です。
皆さんは日記ってつけてますか?私はたまに書いてるレベルです。
新年になったときや、4月から新生活が始まったタイミングなんかで「今度こそ日記をつけるぞ」と意気込むけど結局三日坊主に・・・なパターン、ありがちですよね。
そんな人が読んで役に立ちそうなのが、コチラ。『日記の魔力』です。

本の内容をざっとご紹介します。

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日記には人生を変える力があるけれど・・・

著者は、タイトルに「魔力」とつけているように、日記には人生を変える力があると言っています。ところが、「日記が好きでたまらない」と思っている人は少ないですよね。むしろ小学生時代の夏休みの宿題などで、苦手意識を持っている人のほうが多いのではないでしょうか。

これは仕方ない話で、我々日記の書き方や、活用方法を教えてもらったことがない人がほとんどです。それでは活用できないのも無理は無い。

ということで、本書で日記の活用方法を知って、人生を良いほうに変えていきましょう。

日記には、「書き方」と「読み方」があります。

日記の書き方

感想でなく行動日記をつける

多くの人は、日記というと「その日感じたこと」を書こうとするでしょう。ところが、著者は「行動記録を書くべきだ」と言っています。
例えば、朝は7時に起きたとか、朝起きてすぐにグレープフルーツジュースを飲んだとか。
そう、この本で言う「日記」というのは、表現としては「ライフログ」のほうが近いと思いました。全体の主張としては、自分の行動を記録し見返すことによって、自己管理をしようということなのです。
なので日記帳は鍵付きのアンティークボックスにしまっておきたいような方には本書は合わないですね。
逆に「なるほど、感想書かなくていいんだ。記録すればいいんだ。」と思える方にとっては有益です。

否定しないで肯定する。内省を書かない。

日記を書くということで、夜にその日の出来事を振り返ろうとすると、つい「あれができなかった」「これがダメだった」ということを書きがちです。
これはやめたほうがよくて、もっと肯定的なことを書きましょう。
最後まで読まずに中途半端になっている本が多かった著者は、自分の日記を頼りに「50ページまで読んだ本の読了率は高い」ということを発見し、「本を最後まで読めなかった」等と日記書いてしまう代わりに「本は50ページまでは読む」といった書き方をしているそうです。

現代人は、何でも否定したがるところがある。  否定することによって、自分が文化人的な意見を述べているような錯覚に陥っているのだが、そんなのは大間違いだ。  否定から新たなものが生まれ、発展することなど、絶対にありえない。  すべての物事は「肯定」から始まるのだ。

同様に、日記に内省を書いてしまうことも良くないと言っています。

読んだときに不愉快になるということもあるが、何よりも、そんなことはいくら書いてもまったく効果がないということがわかったからだ。
日記で一生懸命内省しても、人は変わらない。

読み方

著者が書き方以上に大事だと思っているのが読むほうです。

成功パターン、失敗パターンを探る

書き方のところで、日記には行動記録をつけるようにとご紹介しました。
読むときには、その行動記録から「成功パターン」や、逆に「失敗パターン」を探るように読みましょう。

特定の内容を抜き出して別にまとめる

行動記録の中で特定ジャンルの内容を抜き出して別でまとめる、という読み方を進めています。
この「大事なところを抜き出してまとめておいて、そちらを見る」という方法は、『レバレッジ・リーディング』を読んだ方であれば「レバレッジメモ」といえば一言で伝わりそうですね。
日記に対するレバレッジメモを作るような作業をイメージしました。
著者は日記を全てパソコンでつけているそうで、こういった一部を別に書き写すといった作業が可能になるのはデジタルならではの強みですね。
ちなみにデジタルでの日記をつける前は京大式カードをつかっていたそうです。

まとめ:自分の書いた日記ほど面白い読み物はない。が、面白い記録を紡げるかどうかは難しい問題。

本書の中では、日記とは

人生のサポーター

であり、

自分の未来をつくっていくためのもの

であり、

自分の書いた日記ほどおもしろい読み物はない。

と書かれています。
先の書き方のところで、本書における日記の位置づけはライフログと言ったほうが正確だろうと言いました。
ここまでの効果を出す行動記録をとるためには、おそらく

  • ある程度マメな性格
  • 記録がたまっていくことそのものに楽しさを覚えるような特性
  • 膨大な記録から興味のある内容を抽出しまとめる分析力

といったものが要求されるよなぁ・・・とハードル高く感じたのが正直なところです。
著者のように、日記のパワーを感じてそれが自然なものになっている人にとっては、多少の手間は苦にならないのでしょう。
これから日記を始める人は、いきなり細かい記録をつけようとして挫折をしては本末転倒なので、例えば「読書に関することだけから記録をつけよう」など、ミニマムにスタートするのが良さそうだと感じました。
というか私がそうやって始めました。

なかなか人は選びそうですが、感想を書くのがハードルになって日記がかけずにいた方にはバチーンとハマるかもしれない本書。
日記を始めようと思った方は、読んでみてはいかがでしょうか?

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ABOUTこの記事をかいた人

山形出身29歳。本業はソフトウェアエンジニアだったりします。浦和レッズ / iPhone / MacBookPro / kindle / 読書 / ゲーム / WakeUp,Girls! / ブログ / マグカップなどが好き。