Scannable、出た当初は「ScanSnapあるから要らないなー」とか思ってました。
私が間違ってました。
このアプリ、ScanSnapしか持っていない人にも十分価値あるアプリでした。特に「アナログ写真をデータ化」する際には最高です。
アナログ写真をデータ化したい
ちょっとワケがあって、自分の子供のころの写真をデータにしてPCに取り込むことになりました。
そこで、最初は「ScanSnapを使おうか」と思ったのですが、コレがなかなかいい感じになりませんでした。
ScanSnapで写真をスキャンすると、暗い
まず、ScanSnapでアナログ写真をスキャンしたものをご覧ください。
暗い。
とにかく暗い。
もとの写真はもっと明るいんですよ。こんな感じで。
元の写真と比べると、だいぶ黒くなってしまっているのがわかるかと思います。
綺麗にスキャンするための方法を考えてみた。
専門業者に頼む
ネットで検索してみると、写真をデータ化してくれる業者はいくつも出てきます。
ですが、けっこう値段が高い。数千円したりします。
あとは納品まで1ヶ月くらいかかるところが多く、それだと遅い。後になって「あ、この写真もデータ化したいんだった!」と思ったときにまた1ヶ月かかってしまうなんてナンセンス。
フラットヘッドスキャナを買う
ScanSnapはドキュメントスキャナなので、それとは別にフラットヘッドスキャナも買おうか・・・と考えましたが、こちらも却下。
あっても使わないんですよね・・・
結果的にScannable最高です
そんなとき思いついたのが、iPhoneアプリのScannable。
結果的にコレが最適解でした。
明るい部屋と白い紙があればいい
Scannableの使い方は簡単で、アプリを起動してスキャンしたい写真を映し続けるだけ。
このとき、真っ白な紙の上に写真を乗せるとよりスムーズかつ正確に写真を認識してくれます。
あと、部屋は明るいほうがGood。暗いとスキャンの仕上がりが微妙になります。
スキャンが速い
まるでScanSnapで書類を読んでいるかのようなスピードで写真をスキャンできます。
なれると10秒に1枚くらいは読み込めます。
画像をまとめてEvernoteに送れる。
写真を何枚もがーっとまとめてスキャンしたあとは、それをEvernoteに送ると便利。10枚でも20枚でも、1つのノートに添付して送ってくれます。
あとはPCでEvernoteを開いて、添付の写真をPCに保存すればOK。
やり方は別記事にまとめました。
ScanSnapとScannableでスキャンした写真の比較
ScanSnapでスキャンした写真とScannableでスキャンした写真でこれだけ違うよ、というサンプルを載せておこうと思います。
ScanSnapでスキャンした写真
この記事の最初に出した画像の再掲です。
Scannableでスキャンした写真
いかがでしょうか?
Scannableでスキャンした写真のほうが暗くならずに済んでいるのがわかりますね。
拡大するとScanSnapのほうがアラがなくて綺麗ではあるのですが、例えば人の顔とかが黒くなってしまっては無意味。
細部の綺麗さよりも色とか見えやすさを重視したいときには間違いなくScannableを使ったほうがいいですね。
無料でこれだけスキャンできたら業者いらないですよ
正直業者いらないと思いました。
よほど綺麗に残したいとか、大量のアナログ写真をデータ化したいとかでなければ、Scannableで十分です。
小さいころの写真などアナログ写真をデータ化したい場合にはScannableがものすごーくオススメです。