
ぐーぐるあなりてぃくすがずっと二重だった疑惑(ヽ´ω`)モチベ下がった
— そふぁね (@sofa_ne) August 7, 2013
いやー、やってしまいました。いや、やってしまっていました。
GoogleAnalyticsのトラッキングコード(アクセス解析をするためにブログに書くコード)が二箇所に挿入されていたせいで、このブログのPVを間違って見ていました。ショック。
モバイルの割合や人気の記事など、いろんなデータが総崩れに
いままでわたしは「どんな記事が読まれているか」や「モバイルからのアクセスは全体の何割か」をGoogleAnalyticsで見ていました。
それが全部デタラメ・・・とはいいませんが、不正確だったということです。
思ったよりモバイルから見てくれている方が多かったのですね・・・(何も対策してなくてゴメンナサイ)
というわけで・・・
同じ思いをする方が減るように、Analyticsのカウントが二重になっちゃう「よくあるパターン」を調べました。
Wordpressのブログを対象に書いていますが、他のブログサービスをご利用の方も当てはまる部分を参考にしていただけると幸いです。
GoogleAnalyticsの二重カウントがないか確認しよう
以下のうち複数に当てはまった場合には、二重カウントされてる可能性が大きいです。
- ブログのソースコード中に、Analyticsのトラッキングコードを直接書いている
- All in one SEO、Google Analyticsなどのプラグインを使っている
- 使用しているテーマの設定にトラッキングコードを貼り付ける箇所がある
いまをときめくあかめさんも、以前二重カウントの経験があるそうです。上記の1と2を併用してしまったパターンのようです。

コードに直接書く人はそんなに多くないかなーと思うので、特に危なそうなのが2と3です。
複数のプラグインにIDやトラッキングコードを書いていませんか?
上の画像は、入れている方が多いであろうWordpressのプラグイン「All in One SEO」の設定項目です。
Google Analytics IDを入れる箇所がありますね。ここにIDを入れるとアクセス解析をしてくれるわけです。
ところが
これまたWordpressのプラグイン「GoogleAnalytics」の画面です。
こちらにもIDを入れる箇所がありますね。
もうお分かりでしょう。「両方にIDを書くと二重でカウントされる可能性があります。」
どちらも「Wordpressをインストールしたら絶対いれたいプラグインまとめ」なんて記事に出てきたりします。
そういった記事を複数読んで、あれもこれも入れた方は特に要注意!
テーマオプションにトラッキングコードを書いていませんか?
もうひとつありがちなのが、テーマ。
上で書いたプラグインは1つしか使ってないのに、テーマにも書いてしまったら結局二重カウント。
こちらはわたしがこの記事執筆時点で使用している「silverOrchid」というテーマの設定項目。
ここにもトラッキングコードを記入する欄がありますね。
わたしがやっちゃってたのがコレです。
テーマとプラグインのふたつにIDとトラッキングコードを書いていました。ああ・・・うぅ・・・
さて、いままでに書いた項目をチェックすれば、二重カウントかどうかはだいたいの検討がつきます。
では、設定以外の部分で「二重カウントっぽいなぁ」とわかるポイントも触れておきましょう。
二重カウントしてるとこんなことが起きる!

1.直帰率が極端に低くなる
二重カウントしていると、1ページ見ただけで2ページ(以上)見たことになります。
そのため、アナリティクスの「直帰率(1ページだけ見て帰った人の割合)」が極端に低くなります。
こちらのブログでは直帰率が3%だと記事に書いたところ、読者の方から指摘を受けて発覚したようです。
直帰率3%のブログができた3つの理由 | ドウデモイイコト。
2.訪問別ページビューが2くらい(かそれ以上)
直帰率と同じ原理ですね。
二重にカウントされた場合、一人が必ず2ページみたことになります。
訪問別ページビューが2、もしくはそれ以上をキープしているようであれば、二重カウントを疑ってみる必要があるかもしれません。
さあ、今すぐ確認だ!
PVや訪問者数はブログの力のように感じます。
自分ではコントロールできないから、気にするべきではない。そうおっしゃる方もいます。
私も賛成です。ですが、
「コントロールできないからこそ増えてたら嬉しい」んですよね!
そんなわけで、今回二重カウントに気づいた私は「うぬぼれるな!」とブログの神様から言われたようなきもちになりました。
とはいえ・・・逆にスッキリした気がします。
これからはPVとも上手に付き合っていけそうです。
感じ方は人それぞれですが、ただ1つ言えるのは「データは正確なほうがいい」ということ。
そしてそのためには「二重カウントしてないかチェックしてみましょう」ということ。
ぜひ確認してみてください。