【読書記録】「デキるふり」からはじめなさい

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デキるふり からはじめなさい

最初は「なんかアヤシイかも」と思いました。

最初にこの本を手にとったとき、「なんて非論理的な」と思いました。
「黄色い財布を持つと金持ちになる」とか「モテる人はみんな○○をやっている」とか。
世の中にはおかしな言説がたくさんあります。
その多くが、「よくわかっていない人をその気にさせてお金を巻き上げる」といった「悪事」に使われている気がします。
よく考えてください。「金持ちはみんな黄色い長財布を使っている」のと「黄色い長財布を使えばお金持ちになれる」のとは同じではないのです。

さて、なんだかネガティブな書き出しで始めました。
この『「デキるふり」からはじめなさい』ですが、最初はなんだか怪しいなぁと思いつつも、ネットで名前をきいたことがあったので、試しに読んでみたのでした。

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デキるふりをしていると、いつか本当にできるようになる

上で「非論理的な!」なんて言いましたが、この本の内容は誰かをダマそうとか、そういった内容ではありません。
表紙の折り返し部分に書いてある言葉を引用します。

デキる人になるためのいちばんシンプルな方法は「デキるふり」からはじめること。自分の尊敬する人のマネをしているうちに、いつしかそれは「本物」になっていく

さて、最初に私が感じた印象とはうってかわって、とてもまっとうな主張のように思えてきました。
心の受け入れ体制がととのったところで、読み進めてみます。

本の概要

第一章(本書の中では第○章という書き方はしていませんが)では、デキるふりからはじめなさいということで、本書で一番言いたいであろう内容が書かれています。
頭から順番に見ていくと、
1.自分の師匠を見つける
2.ギリギリまでマネをする
3.最後は師匠とコースをずらす
4.デキる人に嫉妬をしない
・・・
と続いていきます。
さて、私はこの「本のアタマのぶぶん」に大事なことはほぼすべて入っていると感じました。

デキる人像を具体的にイメージするのが大事

ひとが成長するのにとても大切なのは「憧れ」だと思っています。
目の前にカッコイイ人がいて、「自分もこうなりたい!」と強く思ったときがスタートです。
具体的なイメージがなく「なんとなくかっこ良くなりたいなぁ」と思っていても前には進めません。
その具体的な「憧れ像」を、本書では「師匠」として解説している。

さらにさらに、憧れの人を目指しているだけでは、いつまでも劣化コピーに過ぎません。
そこで効いてくるのが、「2.ギリギリまでマネをする」「3.最後は師匠とコースをずらす」の2つ。
ギリギリまでマネをして、でも最後には自分のオリジナルの部分を見出す。
「守破離」なんて言葉も近いのではないでしょうか。
ここまで読んで、
「ああ、この本は人が成長するにあたって大事な要素を『平易なことばで』『多くの人が興味を持つように』書かれているんだ」
ということに気づきました。ニクイやつですね!

第二章以降では、○○な人の具体例をあげている

デキる人、といってもいろいろ。
本書では第二章以降で

  • (仕事が)デキる人
  • (人間関係で)デキる人
  • お金持ち
  • 頭がいい人
  • モテる人

はどんなことをしているのか、を解説しています。

私の憧れる「頭がいい人」はどんな人なのか、本書からご紹介

○○な人は△△である(××でない)
といった項目を列挙している本書。
その中の、「頭がいい人は〜」という部分から、私が気になったポイントをいくつかご紹介します。
私も「デキるふり」をもっと増やさねば!

頭がいい人は参考書を買い漁らない

頭が良い人は、最低限の参考書と信頼する名著を熟読する、のだそうです。
これは・・・技術書積ん読が趣味の私には耳がいたい話です。
確かに思い返してみると、学生時代に参考書を買いあさっている人ほど悲惨な状態に陥っているのを見たことが・・・
初歩を身につける、概念を理解する。これらをきちんと行うことなしに手を広げても仕方がないのです。

頭がいい人は本を綺麗に扱わない

本、綺麗にする派です。一切の書き込みをしない派です。
いいえ、正確には「でした」。
今日から、読んでる本にペンでメモ書きをしてみることにしたのです。
まだ50ページくらいを読んだだけですが、非常に効果的に感じます。
頭の中からあふれでてきた思考を、その瞬間に本に染み込ませる。頭の中に無理にピン留めしておく必要がないぶん、思考の広がりが違いました。
もうすこし続けて見ようと思います。
べ、べつに頭がよくなりたくてやってるわけじゃないんだからね!勘違いしないでよね!
(※私は読書術の本を読むのが趣味なのですが、多くの場合「ペンを入れろ」「使い倒せ」という主張が書かれています。前から知っていたのですが、それをようやく実践し始めたのです。)

この本ほど「自炊」に向く本はあっただろうか

この本の基本的な体裁は、2ページに「○○な人は○○しない」というキャッチーな言葉とカンタンな説明、次の2ページに詳細、というようになっている。
この本を自炊してPDFにでもして、それをEvernoteに放り込む。
自分にとって大事だと思ういくつかの項目をピックアップして、見返す。
臥薪嘗胆ではないですが、この方法で大分生き方・行動が変わってくるかもしれません。
もちろん自炊をしなくても、手元に置いてパラパラと見返すには好都合。
全部を一度には難しいですが、「今週はコレ」といったように何か1つずつ行動を変えてみると、それが人生のターニングポイントになる可能性はあります。
私はまず本にガンガン書き込んでいきます!

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